相模原を中心に終活・生活支援サポート・寄付や支援などの活動を通し、社会づくりに貢献する団体として活動しております。

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身軽になって快適な生活を
モノに囲まれる幸せ(安心)
 物があまりなかった時代からは考えられないほど、今の人はたくさんのものに囲まれて暮らしています。いつの間にか増えてしまったものを片づけることができず、ものに押しつぶされるように暮らしている高齢者は少なくありません。高齢者住宅に引っ越すときや、介護施設等に入るときに、そのすべてを持っていくわけにはいきません。また、一人暮らしの人が亡くなった後には、身の回りのもののほとんどがゴミになります。

片付けのポイント
 まずは捨てる!そして整理する!そして最後はリバウンドしないようにする!正しい片付け法を身につけば、部屋を綺麗にキープできるだけではなくて、心も綺麗にキープできます。その結果、人生が激変に変換していきます。
今回は、(片付けの4つのメリット)(片付けの具体的なやり方です。)この2つを順番にご紹介させていただきます。
 まずは片付けのメリットからですが、これがとても重要で、部屋が片付かない人の共通点は、なかなかモノを捨てられない、これを心理学で「損失回避の法則」といいます。人は損することをすごく恐れる生き物で、例えば、誰かから5千円貰った喜びよりも、5千円を落としてしまったときのショックのほうが遥かに大きい。この損失回避の強い人ほど、モノが捨てられないため、部屋が片付かないというわけです。損したくない気持ちを逆手に利用する、つまり片付けにはこんなにメリットがあるのだと知ることで「捨てたら損が、捨てなきゃ損」に変化する。その結果、自然と片付けをしたくなる・なので片付けのメリットを知ることがとても大切なことなのです。

《メリットの1つ目は「清らかな心になる」》
 部屋が綺麗だと清々しい気持ちになるというレベルの話ではなくて、乱れた部屋で過ごしていると、人間がダメになり、性格も悪くなる、すこし怖い話です。わかりやすいのが「ブロークンウインドウ理論」窓の割れた車を放置しておくと、その周辺では犯罪や不法投棄が増えたりします。そのような光景を見たことがあると思います。後ニューヨークでは地下鉄の落書きを消したら、殺人などの犯罪が半減したとか。こんなお話もあります。あの芸能レポーターの庄司紀子さん、あの方が事件現場に到着すると事件が起きた場所はあの部屋ね、と一目でわかるそうです。超能力ではなく、そのからくりは簡単で、ベランダの一番汚れた部屋がたいてい事件現場だそうです。後、交通課のお巡りさんによると、事故車両の8割は、車内がとても汚れているそうです。環境が乱れる・心がすさむ。反対にスッキリした部屋で過ごしていると、心が清らかになるということです。例えば、夫婦喧嘩が多いとか、子供の心が乱れているとか、その原因はもしかしたら散らかっているモノからでている波動、ざわざわ感が原因かもしれません。部屋をスッキリ整えると、何かしらの変化が出てくると思います。

《メリットの2つ目はお金が増える》
 生活が豊かになるということです。テレビドラマを見ているとわかりますが、貧乏人の家には要らないモノがごちゃごちゃしていて、お金持ちの家ほどモノが少ないです。どういうことなのかと言いますと、要らないモノを捨てていくと、残るのはお気に入りのモノだけになる。つまり、平均お気に入り度がアップする。お気に入りのモノに囲まれて生活していると、本当に気にいったモノしか買わなくなるし欲しくなくなります。安いから買っておこうとか、便利そうだから買ってみようとか。そういうことがなくなってくると、その結果無駄な買い物が減る、散らかすモノが減る、さらに心豊かな生活ができる、お金の節約にもなる、っと、いうわけです。

《メリットの3つ目は悩みが減る》
 仏教では悩みはすべて執着が原因というのですが、執着とは、必要のないモノを必要と感じてしまう錯覚。例えば、腐れ縁の友達と離れられないっていうのも執着ですし、子供がピアノを辞めたいと泣き叫んでいるのに、辞めさせることができないっていうのも執着。あと、やたら過去の話が多いのも執着の強い人。友達にこんなことを言われたとか、あの人が許せないとか、あの時こうしていたら良かったとか、これも過去の執着が手放せないから苦しみ続けます。では執着を手放すにはどうしたらいいのか。それはモノを捨てることなのです。必要のないモノを捨てても大丈夫なのだという感覚。無駄なモノを捨てると気分がスッキリする。この感覚がわかってくると、過去の執着を手放すことも容易になってくる。1つ捨てるたびに、執着心がはがれていく。心が軽くなり本当の自由が感じられるわけです。モノを捨てることで、過去に片を付けることができる。だから片付けと言います。

《メリットの4つ目はモチベーションがあがる》
 部屋がスッキリするとモチベーションもあがりやる気になります。わかりやすいのが年末の大掃除。家をスッキリピカピカにして、来年の目標もたて、来年こそは何かを成し遂げるぞとか、新しいことにチャレンジしたくなるあの感覚です。やる気が起きないから片付けられないとかいう人もいると思いますが、本当はその逆で、片付いていないからやる気が起きないのです。ここからは、片付けのやり方ですが、先ほどもお伝えした通り、≪①捨てる、②整理する、③リバウンドしないようにする≫、という順番ですが、大切なポイントは、捨てるが8割、捨てきった時点でほぼ終わったのも同然。後はオマケみたいなものです。
 最初に≪まずは捨てる≫。どういう基準でモノを捨てたらいいのかというと、ミニマリストのように必要最低限まで捨てるとか、ときめくモノを残すとか、基準は色々あります。僕が一番やりやすい方法は、これです、【リサイクルショップに売っていたら、これを買うのか?】例えば、1回しか着ていないセーターでも、もしこれがリサイクルショップに売っていたら財布からお金を取り出して買うのか?安くても買わないですよね。1回しか着てないですし。買わないモノは捨てる。もちろん人にあげるとか、メルカリで売るというのもいいです。あと靴とか食器とかでも、これなら買う、これなら買わないって仕分けしていくと、本当に必要なモノだけ残る。それから若い頃に旦那さんから貰ったラブレターなら、例えボロボロでも買いたいっていう人もいるだろうし、そんなのは焼き祓いたいと思う奥様もいるかもしれませんが。後は写真、昔の写真が押し入れに山ほどあると思います。これも買うのか?買わないのかで仕分けすると本当にいい写真だけが残る。オリジナルの素敵なアルバムが出来上がります。お金を出してまで買いたいのかっていう基準にすると、わかりやすいですよね。人それぞれ大切なモノは違います。ただ、どうしても迷ってしまうモノってあります。その場合はとりあえず箱をつくる。とりあえず段ボール箱に収めておいて、箱に期限を書いておきます。(2020年10月)とか。期限までに使わなかったモノは処分する、という感じでオッケーです。要らないモノを捨て始めると驚くほどの量にすぐになるはずです。普通の家庭でもゴミ袋にして最低10袋は出てくると思います。要らないカゴとか、棚だって出てきます。これだけ大量の要らないモノに、大切な空間を占領されているなんて馬鹿らしいですよね。モノが多い3LDKより、モノの少ない2DKのほうが、はるかに広く感じるものです。賃貸であればワンランク安い物件に引っ越すことも可能になります。

《続いて2つ目は整理する》
 これは簡単で、必需品をインテリアにする、部屋にモノが少なくお気に入りのモノばかり。こういう状態だとモノがインテリアになります。後は配置を決めるだけ。ポイントは空間を開けること。簡単ですよね。それから引出しとかクローゼットもパッと開けたときに、綺麗だなと感じるような配置にしておく。モノがインテリアになってくると、部屋を綺麗に保とうと意識が芽生えるし、質の悪いモノは買わない。掃除がらく。あと置き場が定まるから、探しモノも見つけやすい。あと旅行のお土産のちょうちんとか、木彫りの熊とか、もう要らないですよね。何だかんだいいこと尽くめなのです。

《最後の3つ目、リバウンドしないようにする
 せっかく綺麗に片付けていても、すぐにリバウンドしてしまったら元も子もないですよね。それを防止してくれるのが、【ワンイン・ワンアウト】というテクニック。やり方は簡単で、1つ買ったら、1つ捨てる。例えば、エアコンを買ったら、古いエアコンは処分しますよね。(いやいや私は捨てないから部屋がエアコンだらけ)ということはないと思います。それと同じで1つ買ったら1つ捨てるのを続けていれば絶対にモノは増えないのです。例えば、この服欲しいなって思ったときに捨てるモノを考えてみる。もしも捨てるモノがなければ買わない。捨てるモノがあれば買う。そうすると無駄なモノは買わなくなってきます。本当に気にいったモノを見つけたり、上質なモノしか買わなくなります。その結果、部屋が散らからない。モノの平均お気に入り度も上がっていく。ワンイン・ワンアウトでモノが増えないだけでなくて益々生活が豊かになっていくというわけです。後もう1つリバウンド防止法なのですが、自分は片付いているのに、家族が散らかすことがありますよね。それを防止するのはなかなか難しいですけど、1つだけ方法があります。それは部屋をいい香りにする、芳香剤ですね(石鹸のような)清潔感のある香りが漂っていると、人は散らかさなくなる。部屋を綺麗に保ちたいという心理が自動的にはたらくのが研究でわかっています。これなら買ってきて部屋に置くだけだから簡単ですよね。夫や子供が散らかす人は、一度試してみる価値はあると思いますよ。
 というわけで今回のまとめです。(部屋の乱れは心の乱れ)部屋を綺麗に保つことで、心が豊かになるだけではなく、生き方や考え方も変わってくる、さらに、悩みが減ったり、お金の節約になったり、人生全体がガラッと変わってくる。そのための方法は「3つ」①番は、リサイクルショップに売っていたら、これを買うのか?を基準でモノを捨てる②番は必需品をインテリアにする③番はワンイン・ワンアウトでリバウンドしないようにする。アメリカの言葉でless is more 少ない方が豊かになるという意味です。モノに囲まれ幸せとか、買い置きがあって安心っていうのは、モノがなかった時代の考え方、昭和までの考え方です。今は令和ですからね。

【家財処分にかかる費用】
 持ち主が亡くなってゴミとなった家財等を処分してもらうには費用がかかります。例えば、遺品整理業者を利用した場合、1Kの部屋で4万円くらいから、4LDKの一戸建てなら30万円~50万円くらいかかります。費用は地域や部屋の状態、業者等によって変わるので、業者選びは慎重に行う必要があります。遺品整理業者のほかには、家の解体を請け負っている業者などに頼むこともできます。死後整理を頼む人には、こういった、荷物等の処分にかかる費用をのこしておくことも必要です。

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