危篤の連絡を病院から頂きました。どうしたらよいのでしょうか? A ご家族や血縁者で看取られるのが、望ましいと思います。 事前葬儀相談のお問い合わせも承りますのでお問い合わせください。
在宅療養中に亡くなったら、どうすれば良いのでしょうか? A 容態が変わり手遅れになる前に、往診医または救急119番に電話して容態を適切に説明してください。呼吸をしていない場合でも医師や救急隊が出向き蘇生処置を施し、一命を取り留めるケースも有ります。発見が遅れ、すでに死亡(変死)している場合は、警察に連絡してください。この際の注意点として遺体には手を触れないことです。 警察が検視するまで、そのままの状態に保ってください。 異常がある場合や死因不明には、条例に従い行政解剖等の検査となります。
遺族の中で、誰が喪主になれば良いのでしょうか? A 配偶者である夫・妻が良いでしょう。次に息子・娘となりますが、未成年者の場合は、故人の親や兄弟が喪主となっていただく事ともあります。以前は家を継ぐ男性が喪主と限られておりましたが、現在は性別にかかわらず、遺族の中から配偶者や子が務めるのが一般的です。
亡くなるとよく北枕にすると聞きますが、どんな意味があるのでしょうか? A 北枕とは、お釈迦さまが一切の苦や束縛から解き放たれた最高の境地「涅槃」に入られた時の頭北面西(頭が北で顔が西)の姿に習ったものと言われています。ご安置をする場所の問題等で、北枕に出来ない時には西を枕安置に致します。西方とされる極楽浄土を向くと安らかに成仏できると考えられた仏教思想に基づいている教えです。
家族葬や直葬を希望することは出来るのでしょうか? A 勿論、ご遺族の希望どおりに出来ます。ご葬儀の内容はご遺族のご要望に添ってお手伝いさせて頂きます。大切なご家族を少人数でしめやかに弔うお葬式「家族葬」 お花を手向けて火葬だけを執り行なうお別れ「直葬」となります。
葬儀の日時と場所はどの様にして決めるのでしょうか? A 日時は、①お寺様の都合②ご遺族の希望③火葬場と式場の空き、休み(友引)(葬儀会場の使用状況等を考慮し お決めする事となります。) 場所(葬儀会場)については、ご遺族のご希望に副ってお決め致します。どうぞ、お問い合わせください。
自宅で葬儀は出来ますか? A 大切なことは、祭壇を飾り、柩(ひつぎ)を安置し、僧侶とご家族が座れる広さ、僧侶控室が必要だということです。 また、柩を丁重に扱い出せる広さが、玄関や間取りに求められます。次に、弔問客のおもてなし(会食場) ・駐車場・受付等の屋外の設営等で、ご近所にご迷惑を掛けるようなら、事前に了解いただくのが礼儀です。※自宅での葬儀は勿論、集会所・寺院・公営民営の会場等での葬儀も承ります。
遺影写真の選び方はどうすれば良いでしょうか? A 若い頃の写真を希望される方も多いのですが、そのお歳まで生きた証として残る写真・一番輝いている時のお写真など、皆様の納得いくお写真をお選びください。いつの日か、孫や曾孫、まだこの世に生まれていない子孫が、自分の先祖様として残された遺影を興味深くご覧になることでしょう。ネガがなくてもスナップ写真で大丈夫です。また、デジカメのデータでお預かりすることも可能です。現在では、着せ替え合成をしないで普段着のままでの遺影写真をご希望される葬儀も増えてきました。
ご供花や供物はどの様な順序で並べてお飾りするのですか? A ご芳名札の順序は喪主(施主)様にお決めいただきます。祭壇に近い方から喪主、遺族で始まり、親族の順にお飾りします。 親族以外の供花は前列から飾り、最前列の右内側が目立つ位置で、最も上座となります。
通夜と告別式の両日弔問しますが、香典はどちらに持参するのでしょうか? A 最初に弔問する通夜にお渡しするのが良いでしょう。 ※地域・習慣により異なる場合があります。
不祝儀袋の「御霊前」と「御仏前」では、どう違うのでしょうか? A 仏教葬儀の場合は四十九日までは「御霊前」、四十九日後は「御仏前」と書くと言われています。浄土真宗では教義上「霊」は認めていないので正しくは通夜の時から「御仏前」です。キリスト教は「お花料」、神道は「御玉串料」「御榊料」と書くとされています。
お棺に納めたい故人の愛用品は、どんな物が入れられますか? A 現在では、火葬場の指導により可燃物のみとされています。また、入れられない品物は、可燃物ではあるが燃焼の妨げになる厚い書物や大きいぬいぐるみ、公害の発生源となる靴やCDなどの石油化学製品、火葬炉の故障原因となる釣竿などのカーボン製品、ご遺骨損傷の原因となるガラス製品・金属製品などがあげられます。
出棺のあいさつは誰がするべきでしょうか? A 喪主または遺族の代表者が、ご親戚やご弔問の皆様に謝辞を述べて頂くのが良いでしょう。 ※必ずではございません。
お骨上げはどのようにするのでしょうか? A 長箸を持ち、2人1組になってご遺骨を拾い収めます。この「箸渡し」は「箸」と「橋」の音が同じ事から、故人をこの世からあの世へ、そして三途の川を無事に渡れるように祈願する事からきていると言われています。しかし、浄土真宗は導師の意向により
分骨したい場合は、どのようにすれば良いのでしょうか? A ご出棺の前日までに分骨のご意向を担当者にお伝え下さい。分骨壷の手配は、後日、分骨をご希望の際もお問い合わせください。
僧侶のお布施はいつ、どのように渡すのですか。金額の目安は? A 本来は菩提寺に出向きお渡しするのが良いのですが、昨今では通夜に僧侶がお越しになられた際にお布施を渡される方が多いようです。金額については菩提寺に直接ご相談される事をご案内しております。当社で僧侶を手配する場合、お布施の金額については、お打ち合わせ時にご説明致します。
弔電や供物を頂いた人へのお礼はいつごろまでにするべきでしょうか? A ご葬儀後、出来るだけ早めに礼状を添えた菓子折等を贈るのが良いでしょう。
生前に頂いたお見舞いのお礼は、いつごろまでにするべきでしょうか? A 見舞金のお礼は、納骨後の香典返しとご一緒に返すと良いでしょう。香典返しの品物は、選び迷うことが多いと思いますが、謝意が伝わる良質な品々を厳選して取り扱い致しておりますので、お問い合わせください。
なぜ念珠を持つのでしょうか? A 数珠の数は108個であり、これは108の煩悩を絶つという願いからです。その108個を基本として、半分の54個、四分の一の27個のものがあります。数珠の光徳は、仏と私たち衆生の間に立って仏道修行を助けてくれる法具です。
「忌中」と「喪中」の違いは? A 「忌中」とは、近親者が死亡した場合に、慎んで暮らす期間のことで、一親等(配偶者・親・子)内での四十九日間を言います。 「喪中」とは、祝事を差し控えている間のことをいいます。二親等(配偶者・親・兄弟・祖父母)内での ご不幸で、一周忌までが喪中と言います。※忌中・喪中ともに明治7年の大政官布告「服忌令」からはじまり、現在では慣習として残っているだけで決まり事ではありません。 故人を慈しみ思う気持ちで「忌中・喪中」を判断なさるのが良いでしょう。
菩提寺とはなんですか? A 菩提寺とは、先祖のお墓があるお寺です。自分の家がその宗旨、信徒として所属し、祖先の菩提を弔う為のお寺のことで、菩提寺、檀那寺とも言われています。
神式の葬儀では何をするのでしょうか? A 仏式とは違い焼香はしません。神式では、玉串奉奠を行ないます。榊の小枝を、胸の高さに捧げて枝先をご霊前に向け、玉串台へ奉げてから、二礼二拍手(弔事の場合は音をたてない)の後、一礼をします。
戒名・法名・法号の違いは何ですか? A 戒名とは仏名のことで、本来は生前に信仰の厚い人、お寺や社会に貢献した人に 与えられるものです。今日では、故人も俗界を離れて仏の弟子になった印として、仏式による葬儀の場合につけてもらいます。生きている間の名前と俗名とする仏教のお考えでは、死後の名前を戒名・法名・法号と言います。 その違いは宗派によるもので、浄土真宗では法名(院釈、釈)、日蓮宗では法号(妙法)、その他の仏教では戒名と言います。 一般的に良い戒名と言われるものは、正しくは戒名ではなく位号の文字の違いを言われることが多く、位号は仏教徒の階級を表す意味があります。 男性は(院殿居士、院居士、居士、信士)。女性は(院殿大姉、院大姉、大姉、信女)。子供は(童子、童女、孩子、孩女)。院殿号は昔では天皇、皇后、大名やその夫人に限られていましたが、現代では、寺院の興隆に大きな貢献をされた人や、または社会に多大なる功績や尽くした人に与えられています。
お香典を渡すときの言い方やマナーは? A お香典をお渡しする際のマナーとしては、お香典袋の名前が相手から読める方向に向けて両手でお渡しします。その際にお悔みの言葉「この度はご愁傷様でございます」と一言添えてお渡しください。 受付側、「恐れ入ります。・恐縮です」とおかえしください。
葬儀式場はどんなところがあり、どのように決めればいいですか? A 民間式場や寺院の貸式場や火葬場併設の式場、居住地の区や市が葬儀施設を運営し、区民市民が利用できる式場もあります。 都内のお葬式の費用相場はどのくらいでしょうか? 現在、ネット上に掲載されている全国平均の葬儀費用平均額は127万円程です。これは、直葬から弔問客の多い葬儀まで含んだ費用相場のようですが、その葬儀費用に供花や接待費(料理・返礼品)含むか否か、葬儀費用の概念は統一されておりません。
家族葬とは、どのようなお葬式になりますか? A 家族葬とは家族近親者のみで執り行うお葬式です。ご縁のある方々に対する訃報は、葬儀は家族近親者のみで執り行う意向をお伝えして、ご弔問をご遠慮頂くか、葬儀後に死亡通知状をお送りして、他界したことをお伝えする場合もあります。また、葬儀のご案内を限られた方だけにお伝えし、ごく少人数の知人等に弔問して頂くお葬式も、家族葬に含まれると考えてよいでしょう。
直葬の基本的な流れはどのようになりますか? A その言葉どおり、亡くなって直ぐに火葬場に送るのは、現実的に不可能です。死後24時間以内の火葬は、法律上禁止されています。 葬儀を執り行わずに火葬することを直葬と言われるようになりましたが、供花や棺に花を手向けるお別れの儀式は執り行われております。(火葬場により異なります)
一般葬の基本的な流れはどのようになりますか? A 一般葬とは、故人様やご遺族様とご親交のある方々に訃報を知らせて執り行うお葬式です。これまでは一般的なお葬式でしたが、家族葬が主流となった都心部では減少傾向にあるといえます。
家に遺体安置できないのですが、どうすればいいでしょうか? A ご自宅にご安置できない場合は当社提携の霊安室をご利用ください。霊安室には、故人様をお一人様ずつご安置できる衛生面に優れた保冷霊安庫がございますので、ご安心してご利用頂けます。
ご遺体安置はどこに頼んでも同じでしょうか? A ご遺体安置所によっては、特別な保管設備もなく、棺に入れて預かるだけの所もありますのでお気を付けください。
遺体搬送を依頼するのはいつ?搬送料金は? A 病院で亡くなられた場合は、医師の死亡診断後に看護師による清拭(せいしき)が施されます。死後の処置[清拭]は[エンゼルケア]とも称されることがあります。この処置がなされている間に当社に連絡し、遺体搬送用の寝台車を手配する事となります。 安藤企画では、365日24時間いつでも迅速に寝台車で伺い、ご指定の場所にご搬送いたします。 搬送料金は、時間帯や搬送時間と距離によって計算いたします。詳しくは打ち合わせの際にお問い合わせください。
葬儀が家族葬の場合、身内以外でも弔問しても良いのでしょうか? A 「葬儀は家族近親者のみで執り行いたいので、ご弔問はご遠慮ください」等の訃報であれば参列を控えるべきですが、それ以外の訃報は弔問が許されるはずです。但し、家族葬の定義はなく曖昧な為、ご確認頂くことをお勧めします。